貴重な神代杉。一枚板として復活しました。

神代の昔から眠りつづけているという意味で、水中・土中にうずもれて千年単位の長い年月を経過した杉を神代杉と呼び、過去に火山灰の中に埋もれたものとされています。

暗灰色から淡黒色っぽい感じで、杢目が美しく通常の杉材より
硬いのが特徴です。

火山の地中に埋まっていたことにより
通常の板とは違う渋い色に、以前から惹かれていましたが
今回たまたま、工場にカットしたまま
しばらく手も加えずに保管されていた神代杉をみつけました。。

もともと希少性なものですが
今回は幅も80cmほどと広くテーブルでも使えるサイズ。
これは更に貴重な板。
迫力をみてみたい!これを何とかしたい思いました。

工場に聞いたところ
さすがにこの幅にもなるので
両端の耳部分も朽ちているところもあれば
割れもざっくり入ってしまっていたり大きな節周りももろく
手をいれなかったとのこと。

それでも、やっぱりテーブルの板にすることで
蘇らせたいと思い切ってお店に入れました。

加工前、あちこちに割れや耳の欠けが。

届いてみたところ確かに、割れはあちこち
表から裏まで通っていたり
節もがっぽり取れてしまう状態。
耳もだいぶ傷んでいました。
それから、節を嵌め直し、割れ部分も裏をテープなどで
抑えてから、樹脂を時間をかけてゆっくり、隙間に
流しこみました。
耳部分も成形したあと、それでももろいところは
土手をつくって、樹脂で固めてみました。

樹脂埋め、耳成型

研磨終了

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、ようやく天板として使うことのできる形になり

塗装を始めると杢目が浮かびあがり、このなんとも言えない

淡灰色調の渋い色になってきました。

杢目、色、節、形。
渋さ申し分ないですね!

濃いめの脚やスチールの脚などつけたら
もうバッチリだと思います。

力強く、迫力にある杢目もあって
傷も気にならず、それがそれでいい味になりそうな天板です。

長さ2050 奥行800~900 厚みも65to
ととても希少なサイズで見ごたえ十分です。

神がつくだけにご利益もありそうな…笑

ぜひご覧になってください。

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