施工事例

デスク下収納　ウォールナット材（一部、旧デスク天板　再利用）
2017年7月30日

以前に押入れ内のチェストや健康器具の収納箱など
ｍｍ単位の細かい仕様で、製作のお手伝いをさせていただきましたN様

今回はリビングの壁面に、固定で設置してある天板の下に
収納ボックスが欲しいとご相談をいただきました

デスクの下にはプリンターなどを置いていましたが
その都度前にだすのが手間だったり
あと、その周りに空間ができて、そのスペースがもったいないなどもあり
プリンターを収納しつつ、プラスアルファで収納できるような、ぴったりな箱物を製作することになりました。

ここで、固定デスクの脇に後から設置しました脚付きのデスクがありましたが
奥行もあまりないことから、普段はそこを使わずで
物置になってしまっているようで、そのデスクをなくし
そのデスクの天板につかっているウォールナットの無垢天板を
その収納ボックスに再利用できないかと要望がありました。
引出や扉に使う前板のサイズを確認し、それを天板に当て込んで
ギリギリ足りることが判明。
前板は、すぐ横にあります既存のワゴンの前板とデザインを揃えました。

デスクの天板をはずし新規の収納ボックスの前板に再利用することに。

さっそく天板を工場に送って　厚みを整えたあと前板に使用しました。

今回の収納棚は
A３対応のプリンタ―と電話機を納めたいとなり
左側にプリンターを収納するフラップ扉
右に電話機を納める引出。
それぞれ横向きに納めるやり方で、ギリギリ収納が出来ました。
他の引出類も、書道工具を納める個所や用紙を納める個所など
こちらもミリ単位で、きっちり小分けしております。

大型プリンターも電話機もぴったり納めています

他の小引出も収納物に合わせ　きっちりサイズを合わせています

今回は、さらにこだわって
既存のワゴンと若干色がちがったため
色の薄かった既存のワゴンを
着色することでより統一感を出しています。

既存のワゴンを着色して収納ボックスに合わせました。

毎回ミリ単位で、ギリギリ設置場所に納めたり
収納物を内部に納めるなどで
やりとりも時間がかかることもございますが
それだけに、綺麗に納まった時は満足度もアップで
いつもN様とは、こちらもそんな満足度をいただいております

どうもありがとうございました。